ALLTRADEガレージジャッキ オーバーホール [車]
ALLTRADE のガレージジャッキをオーバーホールしました。
簡単に言うとOリング等の交換作業です。
作業する個所とOリング等のサイズは,過去記事をご覧ください。
サークリップを外す必要があるので,サークリッププライヤーが必要になります。
10mm,12mm,13mm,17mm,19mm六角(十二角)ソケットも準備します。
45mmのモンキースパナ,プラスドライバー,マイナスドライバー。
ヘキサゴンレンチもいくつか使いました。
ウォーターポンププライヤーもあると便利です。
そして,最後に自作四角ソケット(後述)ですw
オイルまみれになるので,安いものでいいのでパーツクリーナー(大)も丸々1本あるといいです。
さて,アーム類をばらすところは省略します。
早速,メインシリンダーです。
ポンプ部分を90度回して固定し,45mmのモンキースパナで外します。
予想外にあっさりと外れます。
ピストンに付いているロッドシールとOリングを外します。
パーツは3種類ですが,透明なプラスティックは再利用します。
Oリングを抑えるために必要なようです。
新旧ロッドシールを比較してみます。
あまり変わりないですね。
ロッドシールは,再利用でもいいかもしれません。
でも,見てわかるとおりOリングはかなり劣化していました。
ロッドシールとOリングの交換完了です。
元通り組み立てて,メインシリンダーは完了です。
次は,リリースバルブです。
外すのに工具は必要ありません。
奥に丸い球が入っているので,なくさないようにします。
ここのOリングも交換します。
見た目では分かりませんが,古いものは硬化していました。
次に,ピストン部分のスプリングを外します。
スプリングコンプレッサーがあるといいのでしょうが,私は娘に手伝ってもらって人力で外しました。
スプリングシートを上から手で押しこんでいる間に,娘にサークリッププライヤーで,サークリップを外してもらいました。
ここまでは,あっさりとできます。
問題はここからです。
このシリンダーがかなりのトルクで締め付けられており,なかなか外れません。
ばらしてから分かったことですが,液体ガスケットが固着していたようです。
スパナを使って外そうとしました。
向きを変えてやってみました。
二人掛かりで,蹴とばしてみました。
だめでした。
いろいろ悩んだ挙句,ソケットを自作することとしましたw
自作といっても既製品の改造です。
シリンダーのサイズは,28mmと25mmです。
しかもスクエア!
28mmの八角ソケットは売っていますが,結構高い!
25mmは売ってもいない・・・
そこで,TONEの30mmと27mmの八角ソケットを購入し,SUS403の1mmステンレスを切ってソケットに詰め込みました。
隙間には,エポキシパテ60分硬化用で埋めようと思いました。
ソケットとステンの間を埋めました。
完全硬化するまで24時間待ち,インパクトで外そうとしました。
最初は「中」でやったら外れません。600Nmのインパクトなのに,どれだけ硬いのでしょう?
仕方がないので,最強にしたら1発で外れました。
外れたピストンとシリンダーです。
シリンダーの中にOリングが二つあるので,交換します。
もう片方も同様に交換します。
左右でサイズが違うので,要注意です。
さらに,メインシリンダーと同様に透明なプラスティックがあるので,再利用します。
(シリンダーの中で白く見えるのがそうです)
古いオイルが溜まっていたので,パーツクリーナーで洗浄しておきました。
シリンダーには,ガスケットテープを撒いておきました。
元に戻して完成です。
締め付けは,スパナで行いました。
スプリングを戻してオーバーホール終了です。
アーム類を取り付けてオイルを入れてエア抜きし,また使えるようになりました。
オイルは,NRE214Hカローラで使用しているエンジンオイル0w-20を入れました。
オイルは200ccくらいしか使いませんから100円くらいです。
ジャッキオイル買うより安いw
マキタの600Nmのインパクトに買い換えておいて大正解でした!
これがなかったら,永遠にソケットと苦戦していたことでしょうw
参考サイト
http://noah726.blog.fc2.com/blog-entry-313.html
簡単に言うとOリング等の交換作業です。
作業する個所とOリング等のサイズは,過去記事をご覧ください。
サークリップを外す必要があるので,サークリッププライヤーが必要になります。
10mm,12mm,13mm,17mm,19mm六角(十二角)ソケットも準備します。
45mmのモンキースパナ,プラスドライバー,マイナスドライバー。
ヘキサゴンレンチもいくつか使いました。
ウォーターポンププライヤーもあると便利です。
そして,最後に自作四角ソケット(後述)ですw
オイルまみれになるので,安いものでいいのでパーツクリーナー(大)も丸々1本あるといいです。
さて,アーム類をばらすところは省略します。
早速,メインシリンダーです。
ポンプ部分を90度回して固定し,45mmのモンキースパナで外します。
予想外にあっさりと外れます。
ピストンに付いているロッドシールとOリングを外します。
パーツは3種類ですが,透明なプラスティックは再利用します。
Oリングを抑えるために必要なようです。
新旧ロッドシールを比較してみます。
あまり変わりないですね。
ロッドシールは,再利用でもいいかもしれません。
でも,見てわかるとおりOリングはかなり劣化していました。
ロッドシールとOリングの交換完了です。
元通り組み立てて,メインシリンダーは完了です。
次は,リリースバルブです。
外すのに工具は必要ありません。
奥に丸い球が入っているので,なくさないようにします。
ここのOリングも交換します。
見た目では分かりませんが,古いものは硬化していました。
次に,ピストン部分のスプリングを外します。
スプリングコンプレッサーがあるといいのでしょうが,私は娘に手伝ってもらって人力で外しました。
スプリングシートを上から手で押しこんでいる間に,娘にサークリッププライヤーで,サークリップを外してもらいました。
ここまでは,あっさりとできます。
問題はここからです。
このシリンダーがかなりのトルクで締め付けられており,なかなか外れません。
ばらしてから分かったことですが,液体ガスケットが固着していたようです。
スパナを使って外そうとしました。
向きを変えてやってみました。
二人掛かりで,蹴とばしてみました。
だめでした。
いろいろ悩んだ挙句,ソケットを自作することとしましたw
自作といっても既製品の改造です。
シリンダーのサイズは,28mmと25mmです。
しかもスクエア!
28mmの八角ソケットは売っていますが,結構高い!
25mmは売ってもいない・・・
そこで,TONEの30mmと27mmの八角ソケットを購入し,SUS403の1mmステンレスを切ってソケットに詰め込みました。
隙間には,エポキシパテ60分硬化用で埋めようと思いました。
ソケットとステンの間を埋めました。
完全硬化するまで24時間待ち,インパクトで外そうとしました。
最初は「中」でやったら外れません。600Nmのインパクトなのに,どれだけ硬いのでしょう?
仕方がないので,最強にしたら1発で外れました。
外れたピストンとシリンダーです。
シリンダーの中にOリングが二つあるので,交換します。
もう片方も同様に交換します。
左右でサイズが違うので,要注意です。
さらに,メインシリンダーと同様に透明なプラスティックがあるので,再利用します。
(シリンダーの中で白く見えるのがそうです)
古いオイルが溜まっていたので,パーツクリーナーで洗浄しておきました。
シリンダーには,ガスケットテープを撒いておきました。
元に戻して完成です。
締め付けは,スパナで行いました。
スプリングを戻してオーバーホール終了です。
アーム類を取り付けてオイルを入れてエア抜きし,また使えるようになりました。
オイルは,NRE214Hカローラで使用しているエンジンオイル0w-20を入れました。
オイルは200ccくらいしか使いませんから100円くらいです。
ジャッキオイル買うより安いw
マキタの600Nmのインパクトに買い換えておいて大正解でした!
これがなかったら,永遠にソケットと苦戦していたことでしょうw
参考サイト
http://noah726.blog.fc2.com/blog-entry-313.html